世田谷区 内科 透析

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世田谷区 内科 透析
【人工透析】 月曜日から土曜日 昼間・夜間 ≪休診日 日曜日・元日≫
        ベット25床/最大収容能力100名

長期透析の合併症
 透析療法を長く続けていくと(現在20%以上の方が10年以上透析を受けている)、様々な合併症が現れてきます。既に透析歴30年間を越す方もおられ、どのようなことが原因で、どのような合併症が現れるか、以前に比べ予想できるようになってきました。透析療法が始まった頃は、長期透析の合併症など見当もつかない状態で、なにより“今日を無事に乗り越える”ことが目標でした。しかし現在では、長期透析患者さんが経験され苦しんだ合併症を調べることで、合併症の予防法や治療法がある程度みつかってきています。勿論、現在でも予防の困難な合併症もありますが、一般的には体重管理・食事療法などにより予防できることが随分あります。そしてまた、透析を開始する時点で他の疾患や既に合併症を持っている方は、これがさらに悪くならないようにすることが必要です。

主な合併症の原因や予防・治療法を簡単に説明します。

心不全
 心不全は透析患者さんの死因の中で最も多く、極めて重要な合併症です。心不全には急性と慢性心不全があります。急性心不全には、急性心筋梗塞や高カリウム血症による不整脈、過剰な体重増加(うっ血生心不全)などが原因となり、突然心臓が停止することもあります。今、何でもない元気な患者さんでも、突然急性心不全を発症する可能性があるのです。一方、慢性心不全は、心臓病、糖尿病、加齢などの何らかの原因により、心臓の予備力が慢性的に低下している状態をいいます。少し無理をしたり、体重増加が多かったり、急激な血圧の変動などにより、胸苦しさ、息切れなどの心不全の症状が出現します。ひどい場合には、急性心不全と同様に命に係わります。若くて元気な患者さんでも、透析のたびに体重の増加量が多かったり血圧の管理が悪いと、徐々に心機能が低下し、慢性心不全になってしまう危険性があります。これらを予防するには、食事療法により透析間の体重増加を少なくし、高カリウム血症を予防し、血圧を管理することが重要です。
 一方、もともと心臓の病気があって心臓の働きの弱い人や、糖尿病が原因で透析を始めた人、高齢者の中ですでに心臓の予備力が低下している人がいます。これが慢性心不全で、ちょっと無理をしたり、体重増加が多かったり、急に血圧が上昇したり、逆に透析中のショックなどによって胸苦しさ、息切れなどの心不全の症状が現れます。ひどい場合には命にかかわります。若くて元気な患者さんでも、透析のたびに体重の増加量が多かったり血圧の管理が悪いと、徐々に心機能が低下し、慢性心不全になってしまう危険があります。 これらを予防するには、食事療法により透析間の体重増加を少なくし、高カリウム血症を予防し、血圧を管理することが必要となります。

感染症
 心不全に次いで重篤な合併症は感染症です。透析患者さんは、細菌やウイルスに対する抵抗力が低下しているため、健康な人より感染症にかかり易い状態にあります。また、透析患者さんは症状が出にくい場合があるため、肺炎にかかっても高い熱が出ず、全身の倦怠感や咳、痰だけで始まることもあり、このため軽い風邪と誤って判断し、治療が遅れることもあります。いずれにしても、予防と早期発見・早期治療が最も重要です。

脳血管障害
 透析患者さんの死因の第3位が脳血管障害です。脳の血管が破れる脳出血と、脳の血管がつまる脳梗塞があります。生活習慣病である高血圧,加齢,糖尿病や高脂血症などがあると、動脈硬化の進展を助長し脳血管障害を要因になります。特に、このような疾患をもつ透析患者さんでは血圧や体重の変動を少なくし、脳血管障害の予防を心がける必要があります。

栄養障害
 血液浄化器の性能の向上と技術の進歩により、以前程の厳しい食事制限は必要ではなくなりました。しかし、透析不足や身体活動の低下あるいは精神的な要因から食事摂取量が減少して低栄養状態をきたすことがあります。患者さんの高齢化や歯の問題も食事量減少の原因と考えられます。一般的に健常人では、いろいろなことが原因で体重減少はよくありますが、その原因が解決すれば体重は元に戻ります。しかし、透析患者さんでは元の体重に戻らずに透析での栄養素喪失もかさなりそのままどんどん痩せて抵抗力の低下などにつながることがあります。とかく、痩せている方が健康的という最近の風潮ですが、透析患者さんは“標準体重”を目標にしっかり食べていただきたいと思います。

低血圧症
 透析中だけ血圧が下がる患者さんの場合には、透析間の体重増加が原因となることが多く、塩分・水分制限をする必要があります。一方、透析歴が長くなるにつれ、透析前の収縮期血圧が100mmHg以下にまで下がる低血圧症となる患者さんがいます。このような患者さんは日常生活においても倦怠感や立ちくらみを感じることが、透析中にも血圧が低下して立ちくらみと同じ様な症状を起こしやすくなります。原因として、慢性心不全や自律神経障害などいろいろ考えられますが、設定されたドライウエイトが本当の体重より少ない場合があり、ドライウエイトを増やすことにより症状が軽快することもあります。しかし、原因のわからないことも多く、低血圧が続き透析が困難な場合には、血圧を上げる昇圧薬を服用していただくと楽になる場合があります。

骨・関節障害
 腎不全の患者さんでは、Ca・Pの代謝障害や活性型ビタミンDの不足による二次性副甲状腺機能亢進症から線維性骨炎が起こり、骨からCaが溶けだして骨折しやすくなったり、骨や関節の痛みが出現したりします。また、その病態については明らかではありませんが、副甲状腺機能低下症による低形成骨も問題になっています。予防としては、CaとPの値が透析患者さんの理想値となるように食生活を。それ以外の透析合併症として、β2-ミクログロブリンという変性蛋白質が関節・骨をはじめとして全身に沈着する透析アミロイド症があります。長期間透析をしている方に多く、手首にアミロイドが沈着すると神経を圧迫して、手の親指から中指にかけて痛みやしびれが出たりする状態を手根管症候群といい、症状がひどくなれば手術の必要性があります。また、全身いたるところに沈着していくこともあります。β2-ミクログロブリン値が上昇しないよう充分な透析を受けましょう。

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